タイヤにはチューブとチューブレスがあります。現在はチューブレスタイヤが主流です。それぞれの特徴を解説します。
最大の違い
最大の違いは、タイヤの内部のチューブがあるかないかです。チューブタイヤは、チューブで空気を内部に封入しています。チューブレスタイプは、空気をとどめる役割のインナーライナーがタイヤ組み込まれています。そのため、タイヤ内部に直接空気を入れることができるので、気密性が高いです。
チューブレスタイヤが使用されている理由
チューブレスタイヤが使用されているのは、走行時にパンクしても安全性が高いことです。釘が刺さる程度のダメージであれば、空気が急激に抜けない構造になっているからです。安全性が高いですが、定期的な空気圧のチェックを怠らないことが重要です。
それぞれの長所と短所
チューブタイヤは、チューブにダメージがない限りエア漏れがないこと、空気圧が低くても衝撃に強い点が長所です。短所はチューブを損傷してしまうと一気に空気が抜け危険だということです。チューブレスタイヤは何か刺さっても一気に空気が抜けないこと、熱に強いことです。短所は、錆などが原因でエア漏れしやすく、わずかな隙間でも空気が抜けてしまいます。